ステイトメント

ビジネスモデルやライフスタイルが高度に多様化・複雑化している現在、企業や個人への法的リスクやトラブルは様々な形で訪れます。 そのとき私たち法律家に必要なのは、特定の専門分野のみに特化するのではなく、様々な法分野を越境的に把握し、幅広い事案に対応できる体制を整えることです。

もちろん幅広い法分野を取り扱うということは、定型的・一般的な案件処理を目指すということでありません。一つとして同じ事件はなく、どのような案件でも、個々の依頼者に寄り添い、当該事案にフォーカスした戦略的な対応を取らなければ、実効的な紛争解決や紛争予防は不可能です。

そのような観点から、訴訟や示談交渉等の紛争解決(臨床法務)や、契約書や各種規約整備等による紛争予防(予防法務)に取り組んでおりますが、さらに私たちは、法律やルールを事業成功のために戦略的に活用してもらうべく、臨床法務、予防法務に加え、いわゆる戦略法務の分野にも注力し、大きな実績を有しています。

ビジネス領域にも必要に応じて積極的に踏み込み、また行政や政治とも連携しロビイング等を含めた各種法規制対応をしていくことは、今後は法律家に求められる大きな役割になると感じております。

以上のとおり、私たちは、ジェネラリストでありながらスペシャリストであるために、また従来型の法律家の役割にとどまることなく、少数精鋭のクオリティにこだわりつつ、多様なスキルを持つ弁護士をはじめ、税理士や社会保険労務士などの法律家でチームを組み、幅広い法分野にスピーディに、かつ戦略的に対応できる体制を整えています。